読み聞かせをしよう!子供に繰り返し同じ絵本を読んであげる事が大事

絵本の読み聞かせの効果

絵本を読んであげた事のあるママへ

『子供の頃から絵本の「読み聞かせ」をすると頭の良い子に育つよ』って聞いた事ありませんか?

「そりゃぁ、本を読めば頭も良くなるだろうよ」なんて思ったお母さん、正しい読み聞かせ方法を知っていますか?

「読み聞かせで頭が良くなるって言うから何年もやったけど、うちの子には全く効果なかったわ!」とか「そんなのやっても無駄!頭のいい子はもともと出来がいいの!」なんて事を言っているお母さんがいました。ブログで「読み聞かせ」を批判しているママさんもいらっしゃいました。

ただ、間違った方法でいくら読んでも、お子さんの為にはなりません。

  • 適当に子供が好きそうなアニメのキャラクター絵本などをお母さんが面倒そうに嫌々読んで聞かせているだけ。
  • 同じ本を繰り返し読んで聞かせない。
  • 子供が「これ読んで」って言っても「昨日も読んだじゃん、今日はこれにしよ」って本を変える。
  • 棒読みで子供がちゃんと見ていなくてもサクサク読んでしまって終わり。
  • 本の感想を聞く

どうですか?

上に当てはまるような「読み聞かせ」をしていませんか?

絵本ならどれでもいいって事ではありません。最近話題になった「えがないえほん」なども子供達は爆笑するかもしれませんが、単に面白い擬音語を延々と言っているだけで子供達の心には全く届いていません。


読み聞かせの効果

「クシュラの奇跡」を知っていますか?

クシュラは、複雑な障害をもって生まれたニュージーランドの女の子で、複数の医師から精神的にも身体的にも遅れていると言われていました。

染色体異常で脾臓・腎臓・口腔に障害があり、筋肉麻痺であったため2時間以上寝られず、3歳になるまで物も握れず、自分の指先より遠いものはよく見えませんでした。

しかし、生後4ヶ月から両親が一日14冊の本を読み聞かせることを実行したところ、5歳になる頃には彼女の知性は平均よりはるかに高く、本が読めるようになっていました。

『クシュラの奇跡』(ドロシー・バトラー、1984)という本には、このように、クシュラという一人の障害を抱えた女の子が、周囲の大人の愛情と読み聞かせによって成長していく姿が記録されています。

クシュラが重度の障害にも関わらず水準以上の発達を遂げることのできたのは、愛情と援助が一貫して与えられた環境で、“言葉と絵の宝庫”である絵本に触れたことによるものという推測があります(内田、1996)。

読み聞かせの効果の科学的実証

2008年5月6日のインターネット上の産経ニュースの記事によれば、読み聞かせ中の脳の働きを調べる実験が日本大学大学院総合科学研究科の泰羅雅登教授を中心とする研究チームによって行われ、この実験によって、初めて読み聞かせの効果が科学的に実証されました。

この実験の結果、読み聞かせ中に読み手である母親の脳では前頭前野が活発に働き、聞き手である子どもの脳では大脳辺縁系が活発に働いていることがわかりました。

前頭前野は、思考や創造力、コミュニケーション、感情のコントロールといった機能を司り、大脳辺縁系は喜怒哀楽を生み出し、その感情に基づいて基本的な行動を決めている部分です。

泰羅教授は大脳辺縁系を「心の脳」と呼び、「健やかに育っていくためには大脳辺縁系がよい働きかけを受け、情動が豊かになることが大切」と述べ、「子どもは読み聞かせを通じて、豊かな感情、情動がわき上がっているのだろう。脳は使うことで発達する。読み聞かせは、結果として子どもの豊かな感情を養い、『心の脳』が育つために役立っているのだろう」と分析しています。
読み聞かせの影響-東京大学/大学院教育学科研究科・教育学部より抜粋

正しい絵本の読み聞かせ方

じゃあ、どんな読み聞かせ方がいいのか?

自分がまず絵本の聞き手になって考えてみましょう。上に挙げたように大きな声で単調に読まれた絵本、文字だらけでイラストの少ない絵本、早口で情景も頭に浮かんで来ないまま読まれ続ける絵本・・・聞いてみたいと思いますか?

答えは『NO』。たぶん私なら聞かずに他の事をするか、眠るでしょうね。

それではこれは?心地よい声のトーンで語り、時に「どす~んっ」と転んだ音などは感情を込めて。絵を見ていると自然に頭の中で物語りが進んでいくような絵本。こっちの方だと読み終わった後も余韻に浸れる気持ちになれませんか?

料理や掃除だって適当にやったらそれなりの結果ですよね。絵本の選び方や読み方にもコツがあるんです。

絵本の選び方

  • 絵が多く物語をイメージできるイラストが描かれた絵本
  • 読み聞かせの年齢に合った絵本
  • 親しみやすく楽しい絵本

読み聞かせ方

  • 絵本のタイトル、作者は必ずいうこと
  • 自分の手でイラストを隠さないように気をつける
  • 子供に時々視線を送りながらゆっくりと読む
  • 声の大きさやトーンで表現力を付けて読む
  • 読み終わったら、裏表紙と面表紙を見せる

 

年齢別おすすめの絵本

0歳~おすすめ

 

どんどこ ももんちゃん (とよた かずひこ 著)    

リズミカルでイラストがとっても可愛くほっこりする絵本です。                       

 

 

 

だるまさんが(かがくい ひろし 作)

子供のお気に入りの一冊。読んだら一緒にだるまさんの真似をしてくれます♪

 



1歳~おすすめ

 きんぎょがにげた(五味太郎 作)

絵本を見ながら子供が一緒に指をさして、きんぎょを探してくれます☆

 

 

 

 

もこ もこもこ(谷川俊太郎 作)

色がきれいで不思議な世界。繰り返し読む事をおすすめします☆

 

 

 

 



2歳~

おおきなかぶ(A.トルストイ 著/内田莉莎子 訳)

小学校で読んだ記憶が未だに残る一冊。子供も「うんとこしょ」が大好きなようです☆

 

 

 

 

 

 

どうぞのいす(香山美子 作/柿本幸造 絵)

こちらも可愛くて優しさが連鎖するいい作品です♪

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

本当に良い絵本は、お子さんを感情豊かに育ててくれます。

上に紹介した絵本は、全て自宅にある絵本のほんの一部です。図書館などで借りる方法もありますが、お子さんのお気に入りの本はなるべく手元にあった方が良いかな~と思います。

昔からずっと親しまれている絵本は、やっぱり人が惹きつけられる魅力のあるものが多いですね。

たくさんの良い絵本に皆さんが出会えますように・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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